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キャリア採用チーム 立ち上げから実践までの課題と戦略を解説



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近年、「新卒採用だけでは、人材を充足できない」「急激な事業成長に対応するため、即戦力となる人材を採用したい」など、様々な目的からキャリア採用を開始したり拡充を図ったりする企業が増えつつあります。

そのような動向変化に伴い、新たにキャリア採用の専任チームを直近立ち上げた、もしくは立ち上げを予定している企業様も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「株式会社日立製作所」「三菱HCキャピタル株式会社」の人事担当者をゲストにお招きして、【WORKS REVIEW】を実施。

新規キャリア採用チームの立ち上げにおいて、直面する課題や具体的な取り組みをレビューします!



 INDEX 



経験者採用における企業の動向

ワークス・ジャパンが実施した『経験者採用 企業動向調査』では、母集団形成においてエージェントや求人媒体への掲載が経験者採用の主要な採用手法になっていることが明らかになりました。

続いて、スカウトサービスやリファラル採用も上位に位置しており、多様な採用手法用いて母集団形成に取り組んでいることがわかります。



また、経験者採用における課題としては、「ポジションによって、応募者の集まりに差がある」「社内から上がっているニーズに見合う人材がいない」などが挙がり、多くの企業が応募の偏りや応募者の質に課題感を抱いているようです。

本調査データから、企業は従来からキャリア採用に用いられているエージェントや求人媒体などの採用手法に加え、
スカウトサービスやリファラル採用など新たに登場した採用手法も組み合わせることで、採用チャネルの多様化を図り、質の高い人材との接触機会を増やそうと試みている様子がうかがえます。


≫  「経験者採用 企業動向調査 ~経験者採用の実態と今後の展望~」の資料ダウンロードはこちら



◆ WORKS REVIEW 実施内容

キャリア採用市場は活況を呈しており、企業の人材獲得競争は激化の一途を辿っています。このような状況下においては、単に採用手法を多様化するだけでは求める人材の採用にはつながりません。

効果的で高い成果を得られるキャリア採用を実現するためには、採用部署と現場社員との連携強化や採用チャネルの最適化が不可欠です。さらに、施策を精力的に推進するキャリア採用専任のチームの立ち上げが必要になることもあるでしょう。

そこで今回は、株式会社日立製作所と三菱HCキャピタル株式会社の人事ご担当者様をゲストにお迎えし、WORKS REVIEWを実施。
キャリア採用チームの立ち上げから実際の活動の様子、課題と今後の展望などについてうかがいました。

※出演者情報はセミナー開催時点(2024年12月10日)のものです。



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出演者

大久保 健一郎氏

株式会社日立製作所
人財統括本部 人事勤労本部 
タレントアクイジション部 部長代理

大久保 健一郎氏

2006年株式会社日立製作所入社。
研究開発部門における人事、採用、教育業務を経て、2015年からコーポレート採用部門において日立製作所及びグループ会社の技術系新卒採用活動を担当。
2020年から、キャリア採用の拡大を見据えたキャリア採用チームの立ち上げに従事。

押木 弘和氏

三菱HCキャピタル株式会社
人事部 採用グループ 次長

押木 弘和氏

新卒にてメーカーの代理店営業を経験後、
2006年に旧ダイヤモンドリース(現:三菱HCキャピタル)にキャリアで入社。
エリア営業部署や審査部等を経て、2019年に人事部採用研修グループ。
経営統合・組織改編等を経て2023年から現職にて新卒採用・キャリア採用を担当。

キャリア採用概要


>株式会社日立製作所
・エージェント
・アルムナイ採用(カムバック採用)
・リファラル採用
・ダイレクトリクルーティング
・一般応募

>三菱HCキャピタル株式会社
・エージェント
・アルムナイ採用(カムバック採用)
・リファラル採用
・ダイレクトリクルーティング

キャリア採用チームの立ち上げの背景


株式会社日立製作所<br>大久保 株式会社日立製作所
大久保
日立製作所では、2020年にキャリア採用チームを立ち上げました。
それまでのキャリア採用は、事業部門の人事担当者が100~150人程度/年間の採用を実施しており、キャリア採用専任の担当者は社内におりませんでした。採用活動の改善や迅速化、採用数増加などの課題に対応できない状況が顕在化してきたことから、今後のキャリア採用の拡大を見据え、専任チームを立ち上げました。

一方で、弊社では新卒採用が中心だったため、新卒採用のノウハウが大半で、キャリア採用専属チームを作ると言っても、どのようなチームを構築し運営していくべきか非常に悩みましたね。

また、当時は多くの企業でリファラル採用やアルムナイ採用などが取り入れられ始めた頃でした。私たちもキャリア採用に適した手法があると認識しつつも、まだ十分に理解できていない状況でした。そのため、キャリア採用に注力している企業をベンチマークしたり、エージェントから様々な情報を提供してもらったりしながら各社の体制を調査し、試行錯誤しながらチームの基盤を構築していきました。
三菱HCキャピタル株式会社<br>押木 三菱HCキャピタル株式会社
押木
三菱HCキャピタルでは、事業の成長スピードと人材の成長スピードのギャップを埋めるためにキャリア採用の強化に着手しました。当時の採用部門は、採用と研修の両方を担当していましたが、企業規模拡大に伴い、採用担当と研修担当を完全に分離し、採用に特化したチームを設置しました。

採用と研修に役割を分けた際に、採用チームのメンバーを新たに増やしましたが、採用経験がない方も新たにチームに加わりました。そのため、まずは新卒採用で使用している会社説明会の資料や動画を視聴してもらい、企業理解を深めるところから始めました。

現状の採用活動


三菱HCキャピタル株式会社<br>押木 三菱HCキャピタル株式会社
押木
三菱HCキャピタルでは、エージェントを主軸に、リファラル採用、アルムナイ採用(カムバック採用)、
ダイレクトリクルーティングに取り組んでいます。

私が採用チームにジョインした頃は約9割がエージェント経由でしたが、採用手法を多様化し、採用力を強化していかないと人材採用が立ち行かなくなると感じ、採用手法の多様化に取り組んできました。
最初はリファラル採用、次にアルムナイ採用、ダイレクトリクルーティングという順で採用手法を拡大し、今ではエージェント経由が8割、リファラル採用が1割、残りがダイレクトリクルーティングとアルムナイ採用という比率になっています。
株式会社日立製作所<br>大久保 株式会社日立製作所
大久保
日立製作所では、2020年にキャリア採用チームを立ち上げました。立ち上げ当時は150~300名近くの採用を行っており、その多くがエージェント経由でした。
今では、採用需要が600名~700名にまで増加し、リファラル採用やダイレクトリクルーティング、求職者からの直接応募、アルムナイ採用など、様々な採用手法を組み合わせながら人材採用を推進しています。

攻めの採用手法定着の要因


株式会社日立製作所<br>大久保 株式会社日立製作所
大久保
リファラル採用を成功させるためには、社員の認知や協力を得なければならないと考え、「全員ヘッドハンター制度」という柔らかくキャッチーな名称と親しみやすいイラストと共に社内告知いたしました。社員の制度理解は徐々に浸透しており、リファラル採用に取り組む土壌が形成され始めています。

社内公募に関しては、キャリア採用の拡大も踏まえ、外部へポジションをオープンにする際には、社内にも等しくオープンにすべきと考え公募制度のリニューアルを実施しました。現在は活用する社員も当初と比べて大きく増加し、社内人材の流動化が進み始めています。
三菱HCキャピタル株式会社<br>押木 三菱HCキャピタル株式会社
押木
リファラル採用では、リクルーターの対象をキャリア採用に携わる部門の社員から全社員に拡大し、
インセンティブ制度を設けることで、社員の積極的な参加を促しています。今では、全社員の約50%がリクルーターとして登録しており、リクルーター制度の認知も広がりました。
加えて、リファラル採用の活動進捗やリファラル採用で入社に至った人材のインタビューなど、リファラル採用に関する情報を適宜発信することで、リファラル採用の浸透に努めています。
また、キャリア採用で入社した方には、入社時にリファラル制度の説明を行い、コツコツとリクルーターの増加にも取り組んでいます。

アルムナイ採用においては、社外経験を通じて自社の良さを再認識し、新たな知見を発揮してくれることを期待し、運用を開始しました。退職する方には必ずアルムナイの登録ページとQRコードをお渡し、登録を促しています。
退職後、すぐに三菱HCキャピタル戻ってくるケースは少ないため、何年か外部で様々な経験を積んでもらい、また三菱HCキャピタルでその知見を発揮してもらえたらという長い目を持って活用に取り組んでいます。

現状の課題と今後の展望について


三菱HCキャピタル株式会社<br>押木 三菱HCキャピタル株式会社
押木
採用活動では、いかにフローとストックをうまく連携できる体制を構築できるかが重要だと思っています。新卒採用には、内定辞退した方が規定年数以内であればキャリア採用として再応募した際に優遇される制度がありますが、そのような制度もフローとストックが連携した制度の一つになると思います。
今後は、このような制度構築にも注力していきたいですね。

また、オンボーディングにも精力的に取り組み、キャリア採用で入社に至った人材が中長期にわたって組織内で活躍できる環境を形成していきたいと考えています。
株式会社日立製作所<br>大久保 株式会社日立製作所
大久保
日立製作所では、キャリア採用で用いられることの多い一般的な採用手法の導入はある程度完了しました。
次のフェーズでは、キャリア採用の安定的な運用や採用までのリードタイム短縮などを一層推進し、事業に貢献するキャリア採用活動を一層推進したいと考えています。

新規キャリア採用チームの立ち上げ~基礎から実践まで~ 詳しくはアーカイブ配信で!



<その他、こんなこともお話しています!>
◆ 各部門との連携
◆ 社内の人材流動化の促進
◆ キャリア採用の目標設定 等


当日お話しいただいたWORKS REVIEWの動画をアーカイブで配信しています。
エージェントを有効活用するために意識しているポイント、オンボーディングへの取り組みなど、参考になる情報が発信されています!ぜひご視聴ください。

 【アーカイブ配信対象】

 収録日: 2024/12/10
 テーマ: 新規キャリア採用チームの立ち上げ~基礎から実践まで~

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