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就職人気企業ランキング上位「アクセンチュア」に学ぶ~学生を惹きつける社員接点創出のポイントと取り組み~



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多くの学生が、就職活動の第一歩として積極的にインターンシップを活用するようになった昨今、企業にとってもインターンシップは新卒採用に取り組むにあたって重要かつ不可欠な施策になりつつあります。

しかし、採用競争が激化する新卒採用においては、インターンシップの在り方や学生との接点機会の創出に悩む企業も少なくないでしょう。

そこで今回は、産経新聞社とワークス・ジャパンが共同で実施した『26卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング中間発表』にて上位にランクインした企業のうち、コンサルティング部門から「アクセンチュア株式会社」をゲストにお招きして、【WORKS REVIEW】を実施。

多くの学生から支持を集めるアクセンチュアの取り組みや施策をレビューします!



 INDEX 



◆ 『26卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング』中間結果

産経新聞社とワークス・ジャパンは、2024年4月8日~11月30日にかけて2026年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職希望先調査を実施いたしました。
アクセンチュア株式会社は、先日公表された中間結果においてコンサルティング部門2位、文系総合8位、理系総合23位にランクインする結果となりました。

ビジネスコンサルタント職をはじめとする多様な職種の採用に取り組む同社では、地方拠点での採用活動や職種別採用など柔軟に人材採用を実施している点が特徴として挙げられます。今回の調査では、アクセンチュアの学生ニーズを汲んだ取り組みや施策が学生からの支持を集めたと推察されます。


≫ 「産経新聞社×ワークス・ジャパン 26卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング」中間結果詳細記事はこちら



◆ WORKS REVIEW 実施内容


「26卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング中間発表」では、学生の意向やニーズを汲んだ取り組みを実施している企業に学生からの支持が集まる結果となりました。本結果を受け、どのような取り組みや工夫が学生の興味を惹きつけるのか、より具体的に知りたいと思う人事担当者も少なくないでしょう。

今回は、コンサルティング部門2位にランクインしたアクセンチュア株式会社の新卒採用統括を担う牧村氏をゲストに迎え、WORKS REVIEWを実施。学生からの支持を集める要因や現場社員との協働などについて伺いました。

※出演者情報はセミナー開催時点(2024年11月1日)のものです。



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出演者

牧村 夕貴 氏

アクセンチュア株式会社
人事本部リクルーティング
新卒採用統括
アソシエイト・マネージャー

牧村 夕貴 氏

新卒で入社した日系SIerで法人向けソリューション営業・採用担当(新卒・経験者・障がい者)を経験後、2019年にアクセンチュア株式会社 人事本部に中途入社。

エンジニア等の経験者採用担当を経て、2024年から新卒採用統括に就任。

新卒採用概要


 
・5つの事業領域を支える11職種の採用を実施(4職種まで併願可能)
・2023年に仙台・前橋・名古屋に新拠点を開設し、全国拠点で採用を実施。

学生から支持を受けている背景


アクセンチュア株式会社<br>牧村 アクセンチュア株式会社
牧村
従来までの新卒採用は、安定した会社で働くことを重視し、それをリスクヘッジだと考える学生が大半を占めていた印象があります。しかしながら、転職を繰り返しながらキャリアを築く欧米型のキャリア形成が注目されるなどキャリアへの考え方が変化する中で、学生の価値観も大きく変わりつつあると感じています。

以前と変わらず企業の安定性を重視する側面は残るものの、「どのようなスキル・経験を身につけられるのか」を重視する学生が増えたように思います。その点、アクセンチュアでは、ジョブ型雇用や職種別採用が注目されるよりも前から、職種ごとの採用に取り組んできました。学生の「やりたいこと」にマッチする職種への配属が約束されている点は、今の学生の価値観にも合致しており、結果的に学生から支持を得ることにつながったのかなと。

また、学生との会話の中で、キャリア形成において多様な選択肢を得られること、つまり「ポータブルなスキルを身につけられること=安定」と捉えていることにも気づきました。「安定志向=事業の盤石さ・雇用の安定性」ではなく、「安定志向=自身のキャリア形成における選択肢の多さ」と捉えているのだと思います。

アクセンチュアでは11種の職種別に採用を実施していますが、入社後も自ら手を挙げることで別のポジションにチャレンジできる制度を設けています。1人ひとりが思い描くキャリアを形成するにあたって、転職することなく1つの企業内で柔軟にキャリアを形成できる点は、先述の今の学生がイメージする“安定志向”に即しているのではないでしょうか。
このように柔軟にキャリアを形成できる環境がある点も、学生から支持を集めている一因になっていると思います。

インターンシップの取り組み


アクセンチュア株式会社<br>牧村 アクセンチュア株式会社
牧村
弊社ではインターンシップを「学生のコンサルティング業界理解を促す場」「キャリアを考える機会提供の場」と位置づけて実施しています。

そのため、実務をよく知る現場社員が中心となってコンテンツの企画や設計に取り組みます。一方、採用部門は、母集団形成や当日の運営を担うなど、現場社員と役割分担しながらインターンシップを実施しています。

職種によってコンテンツの内容は異なりますが、学生を「お客様扱い」しないことを大切にしています。ワークに取り組む間は、良い意味で助け過ぎないようワークに対するフィードバックとメンタリティーに対するサポートを明確に区分し、最終発表まで学生が自分の力でやり遂げられるよう努めています。最後まで自分でやり遂げた経験は、満足度にもつながっているように感じますね。

また、フィードバックにおいては、プログラムリードのクラスの現場社員も参加し、現場でも見聞する評価や意見を学生に伝えています。現場さながらのフィードバックを受けられるため、業務への理解が深まることはもちろんですが、業務への責任も体感できるのではないかと思います。

現場社員が採用活動に協力的な姿勢を示す理由


アクセンチュア株式会社<br>牧村 アクセンチュア株式会社
牧村
日本社会全体が活性化するためには、アクセンチュアだけが成長すれば良いというものはありません。現場社員の多くは、自身の仕事に社会的意義を感じており、日本社会全体の活性化に向けては、学生に対してもコンサルティング業界についての正しい理解を広めたいという想いを抱いています。現場社員1人ひとりがそのような熱意を持っているため、インターンシップにおいても積極的に参加してくれるのだと思います。

また、アクセンチュアのお客様は、業界を問いません。インターンシップを通じて接点を持った学生が、将来的に弊社のお客様になる可能性も十分に考えられます。インターンシップを通じて、業界やアクセンチュアのファンを増やすことが私たちの事業にとってプラスになることを現場社員が理解している点も、協力的な姿勢を示してくれる一因だと考えられます。

さらに、コンサルティング業界は人がいないとビジネスが成り立たない業界です。経営層からも人材の採用や入社後の人材育成における重要性を日々発信しているため、現場社員も採用や育成に理解を示し、積極的に協力してくれるのだと思います。

今後チャレンジしていきたいこと


アクセンチュア株式会社<br>牧村 アクセンチュア株式会社
牧村
学生との接点は非常に重要だと考えており、様々な機会を創出していますが、まだまだ足りていないと感じています。

地方拠点も含め、更なるスキームの拡充に取り組んでいきたいですね。

今まで以上に学生と接する時間や機会を設けられるよう、最新テクノロジーを駆使したり、業務プロセスを見直したりしながら、オペレーションの最適化に取り組んでいかなければなりません。

『就職人気企業ランキング上位「アクセンチュア」に学ぶ、
今の学生を惹きつける社員接点の創出』の詳しい内容は
アーカイブ配信で!



<その他、こんなこともお話しています!>
◆ 採用活動に協力してくれる現場社員への評価
◆ 公募した現場社員で編成される採用チームの役割
◆ 学生へのフィードバック方法 等

当日お話しいただいたWORKS REVIEWの動画をアーカイブで配信しています。
採用活動に協力してくれる現場社員への評価や学生に対する職種理解への取り組み・工夫など、
参考になる情報が発信されています!
ぜひご視聴ください。

【アーカイブ配信対象】
収録日: 2024/11/1
テーマ: 就職人気企業ランキング上位「アクセンチュア」に学ぶ
    ~学生を惹きつける社員接点創出のポイントと取り組み~

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